RPGツクールにある変数の使い道
こんにちわ!yatsureでありんす。
ツクールにおいて”変数”って、ぶっちゃけ使わなくてもゲームを作る事が出来ますので
ツクラー初心者の方々にガン無視される事が多い上、挙句「スイッチと何が違うのコイツ?」と言われ散々でございますが、結構有能なんですよ、彼。
なので、まず彼の使い道をあげさせて頂くと
・ストーリーの分岐などのフラグ
・確率系(一定の確率で中身の変わる宝箱など)
・合成システム
・ダメージ計算
・戦闘メンバー入れ替えシステム
・スキル成長
…etc
と、計算系全般、彼を使い倒す事でオラオラ出来ます。
じゃあどうやって使うか、なのですが、正直作りたいシステム毎に使い方が変わってきますので
基本的な使い方を、今回は簡単に説明いたします。
この度作るのは
話しかけるたびに違う数字を喋る村人A
です。
同時に条件分岐の使い方についても触れて行く事になりますが
合わせてご覧ください。
と言った具合のことが変数を使うとできるわけなんですが
誰もこんな豆電球を作りたいと思わない香りがしてまいりました。
しかしポイントは「これ、条件分岐使ってないんだぜ」ってことで、次にまいりましょう。
一番上の変数のところは、なんとなくわかると思います。
イベント作るときに変数の操作ってやつを選んで、乱数ってことをにチェックを入れて
今回は0〜10と指定しただけなので。
問題は、この台詞のイベント
\V[1]
この記述、一体何ぞ?って感じだと思いますが
これ、”1番目の変数に格納された数字をセリフに持ってくる”という書き方になります。
セリフを入力するところにマウスカーソルを合わせて放っておくと
セリフに使えるコマンドの書き方一覧が出てきますので、詳しくはそこを見て欲しいのですが。
ちなみに、この"\"は、バックスラッシュってやつで、スラッシュではありません。
windowsだと文字消すやつ(バックスペース)の左隣にある¥マークを半角英数字入力時に押すと出てきます。確か。
macはオプションを押しながら¥マークです。確か。
正直変数の使い方そのものは、これで9割ほどコンプリートです。w
問題は、何にどう使うか、なんですけどね。
そして、右側の豆電球なのですが、僕がよく好んで使うテクを。
この豆電球は、話かける度にキャラの名前をランダムで喋る仕組みを入れましたが
その仕組みは条件分岐を使わなくても作れるんです。
\N[\V[1]]
これ、試したら出来ただけなんですけど
元々、さっきの\V[1]のように、VをNに書き換え
\N[1]
というように書くと
1番目に設定されたキャラ名を表示する
という意味になるんですが
これだと1って書いたら1番目、2って書いたら2番目のキャラ名しか
表示されないんですよ。当然なんですけどね。
しかし、今回はそれをランダムにしたい。
条件分岐 変数1が1の時
セリフ
\N[1]
条件分岐 変数1が2の時
セリフ
\N[2]
と書いてもいいんですけどね、キャラ名を100人ランダムで表示したい時とか
こんな条件分岐を100個書くとかやってられません・・・
なので、1とか2の代わりに変数1番目の数字を入れちゃおう、ということで
\N[\V[1]]
僕はこの手法をよく使います。
実際はこの手法、どうやらセーブデータを重くするらしいので、あんまり好ましくないようなのですが
僕はそれをがん無視して使いまくってます。
キャラ名に「攻撃」とか「スキル名」とかバンバン入れて使ってます(笑
と言った感じに、ぶっちゃけ使わなくてもゲーム作れるんですが、ちょっと凝ったシステムを作りたい時には
”変数”のことを思い出してやってください。
かくいう「カプソル」も変数を使いまくりました。使い倒しました。
ということで、本日の変数レクチャーは以上で終わりです。
何かご質問あれば、コメント下さい。
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ではみなさん、また明日とか!