RPGツクールで簡易スロット作ってみた!②
2016/10/06
こんにちわ!yatsureです!!
それでは早速、前回の続きですが
確か前回は”リール”を作りましたね。
次の手順として、そのリールをあと2つツクるのですが
これは、コピペします♨
本当は3つのリール全部が違う配列の方が良いと思うのですが
正直めっちゃ大変なので、”図柄が切り替わる間隔を変える”事で
3つのリールがコピペでも単調にならないようにします。
では、まずコピペからなんですが
前回載せた動画のように、まずツクったリールを横並びに2つ追加してコピペします。
そして、二番目のリール(真ん中のリール)のイベントを開き
”変数”をみると”スロット1”になっていると思いますが、これを前回と同じ要領で
”スロット1”の真下に”スロット2”を作って”スロット2”に変えちゃいます。
こんな感じです。
なので、ついでに”スロット3”の変数もツクっちゃっていいです。
変数をツクる、というっても、変数の欄に名前を入力するだけなんですけどね。
そして、真ん中のリールも12ページあると思いますが
これを全部”スロット1”から”スロット2”に変えます。
少しだけ大変です。
ソレが終わったら、最後のリールも同じように”スロット3”に変えちゃって下さい。
見事に変数”スロット1”が”スロット2”に変わってるだけです。
さて、続いて”リールを回す仕組み”を作ります。
この仕組を理解すると、一気にツクールの使い方への理解が深まりますよ!
では、リールの出来るだけ近くの”プレイヤーが歩けない”所、かつ自分がわかりやすい所に
イベントを作ります。
そして、下の写真のようなイベントを入れます。
因みに、写真右の方を見ていただくと、リールの上に3つイベントが並んでるのが
見えると思いますが、それが僕のリールを回す仕組みのイベントです。
なんじゃこりゃ?という方々のために、まず
左上の方に”スイッチ”という項目がありますので、そこにチェックを入れて頂き
”スロット1”というスイッチを作りましょう。
スイッチも変数と同じように、名前を入れるだけでスイッチ完成です。
”スロット1”のスイッチ、ツクれましたか?
そうしたら、そのまま左下に目を移して頂き
”トリガー”という項目を”並列処理”にします。
ここで少し解説を入れますと、このトリガーという項目に
”自動実行”と”並列処理”がありますが、これ、何が違うのか解りづらくありませんか?
そもそもなんなのかというと
普通のイベント、例えば村人とかの、話しかけると決まったセリフを喋るNPCイベント等は
”トリガー”を”決定ボタン”にします。すると、イベント項目に入力されているイベントを
”1周”行います。
”プレイヤーから接触”と”イベントから接触”は、見たまんまです。
対してこの”自動実行”と”並列処理”。
これは、”発動条件がそろった瞬間”に”自動的に、発動条件が揃ってる間は繰り返し何周も”
イベント内容を”繰り返す”性質を持っています。
今回は、その特性をうまく使います。
イベント項目には、まず”条件分岐”を置きます。イベント項目から探して下さい。
3ページある中の1ページ目にありますので。
そして、その条件を、まず”変数”にして、”スロット1”と、すぐ下の項目”定数”にチェックが入ってることを確認して
数字を”12”と入れ、不等号(>とか=のやつ)を”=”にします。
そして最後に、左下にある”条件を満たさない時の分岐を作成”にチェックを入れます。
そして、その中のイベントとして、”変数操作”を入れ、”スロット1”の変数に”代入”を選び、”定数”にして”1”と
入力します。
こうすることで
「変数スロット1が12になったら、変数スロット1を1にする」というイベントが出来上がりました。
しかし、このままだとほんの一瞬しか”1”に設定した図柄(僕の場合はクリスタル色)が表示されません。
なので、”変数操作”の真下に”ウェイト”イベントを設置します。これもイベント項目にありますので
探してください。そうすると、フレーム数を入力する必要がありまして
これが”図柄が変わる間隔の時間”になります。
僕は、1つめのリールは、ご覧のとおり”20”フレームです。
これで最終的に
「変数スロット1が12になったら、変数スロット1を1にして、20フレーム待つ」
というイベントが出来上がりました。
さて、長くなってしまいましたので、続きは次回にします!
次回は、下の条件分岐についての解説と、当たり判定についてのイベントをつくります。
お楽しみに!